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2024年9月度技術者会案内

開催内容

9月の技術者会では、自動運転技術の進展に大きな実績を有する大学および企業にご講演をお願いしました。
自動運転は、世界的な技術競争の中で着実に進歩がみられており、将来の道路交通においては自動運転が本格的に実装されるものと予想されます。

群馬大学様は、次世代モビリティのオープンイノベーションを創出する総合研究施設として、次世代モビリティ社会実装研究センターを設立され、主な研究テーマとして取り組んでおられる自動運転技術に関しては、前橋市で国産初のレベル4対応の無人電動ミニバスの社会実装実験に取り組んでおられます。

株式会社SUBARU様は、『技術は人のためにある』との思想に基づき、ぶつからない車を社会実装すべく研究を進められ、名高い『アイサイト』を実用化されました。先日のNHK新プロジェクトXでその開発秘話をご覧になられた方も多いのではないでしょうか。

技術者会では、群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター 副センター長 小木津 武樹 様、株式会社SUBARU 技術本部技監 樋渡 穣 様のおふたりに、自動運転技術の技術革新の歴史を振り返りながら、現在の状況及び将来に繋がるご講演をいただきます。

9月度技術者会プログラム

 テーマ:「安全運転システムと自動運転の今」
 日 時: 9月11日【水】 PM 1:00~(受付開始)
 場 所: JSR株式会社 六本木倶楽部
 住 所:〒106-0032 東京都港区六本木7丁目11番7号
      案内地図

 講演1:「自動運転の歩みと現在」
  群馬大学 次世代モビリティ社会実装研究センター 副センター長  小木津 武樹 様

  概要:「自動運転技術はクルマづくりではなく街づくりだ」という考え方のもと、自動運転技術の高度化のみならず、路線バスや物流トラックなど路線が特定される運用形態に特化した自動運転技術の研究を進めてきました。 自動運転が走りやすい街づくりとは何かを探求するべく、独自の自動運転ソフトウェアを用いて全国で実証実験を展開してきました。その歴史と、現在をお話しいただきます。

 講演2:  「SUBARU の安全思想とその技術そして、60歳からの挑戦」
  株式会社SUBARU 技術本部 技監   樋渡 穣 様

  概要:スバルは黎明期から、“技術は人のためにある”の思想に基づき自ら高い安全性能を目指してきました。脈々と受け継がれる安全思想は、そもそも“ぶつからない”ことを目指した、スバル独自の運転支援システム“アイサイト”の実現に繋がりました。今回は、アイサイトの30年の歴史、自動運転技術に加え、現在取り組んでいるIVX-D(デジタルツイン)技術についても解説していただきます。

 13:00~13:30  開場、受付
 13:30~13:40  開会あいさつ:開会のご挨拶&前回活動のご報告
 13:40~14:30 (第一講演)  群馬大学 准教授 小木津 武樹 様
 14:30~14:40  質疑応答
 14:40~14:50  休憩
 14:50~15:50 (第二講演)  株式会社SUBARU  樋渡 穣 様
 15:50~16:00  質疑応答
 16:00~16:10  休憩 & レイアウト変更
 16:10~16:50  ワークショップ   「テーマ:自動運転技術の今後の課題と期待」
 16:50~17:00  グループ別発表
 17:00~17:15  閉会&レイアウト復旧
 17:30~      第二部 懇親会

技術者会は現地参加及びWEBによるリモート参加のハイブリッドで開催します。

技術者会に参加される方は名刺一枚をご用意ください。

技術者会に参加される方から参加費として会員おひとり3,000円、非会員5,000円を頂きます。
リモート参加の方の参加費も同額です。リモート参加の方には後ほどアクセス情報及び参加費振込先を個別にお知らせします。

リモート参加に於きましては、画面スクリーンショット、講演内容の録画等はお断りしています。
リモート参加の方はワークショップへの参加がスムーズに行えない場合があります。ご理解をお願いします。

懇親会費用は別途頂戴します。費用の目安はおひとり4,000円です。

講師略歴
 小木津 武樹 様
 1985年8月7日生まれ。慶應義塾大学環境情報学部に入学後、同大学大学院政策・メディア研究科にて修士課程、後期博士課程を修了。博士(学術)。2014年4月から2016年1月まで東京理科大学理工学部機械工学科助教。同年2月から2017年7月まで群馬大学大学院理工学府助教。2016年12月から群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター副センター長、2017年8月から同大学院理工学府准教授。
大学時代から一貫して自動車の自動運転に関する研究活動を推進。20年以上自動運転の研究開発に携わってきた

 樋渡 穣 様
 1984年、富士重工業株式会社に入社。
スバル研究所にて、先進シャシやITSの先行開発に携わる。ステレオカメラによる世界初の運転支援システムADA量産、AD/ADAS研究後、アイサイトの開発部長として従事、現在は、株式会社SUBARUの技監として、電子制御品質から新価値創出まで幅広く取り組んでいる。
自動車技術会フェロー。

技術者会申し込み方法


技術者会に参加される方は下のボタンからお申し込みください。



キャンセルボタンからは、イベントへの参加キャンセルおよび懇親会参加のキャンセルが可能です。
実会場参加とリモート参加を切り替えられる方は、いったんイベントへの参加をキャンセルしたのち、再度申込みをお願いします。

開催結果(資料、写真等)

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